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第3回 東洋占術カンファレンス
Eastern Divination Conference

テーマ:新たな息吹き

2024年2月12日(月・祝)
8時30分~18時30分


ご挨拶
技術の伝承というものがあります。技術いうのは知識と経験からなりたちますが、その技術は一代で終わるものではなく、代々受け継がれていきます。
東洋占術も同様で中国で発生した術が日本にまで波及し、日本の土地で、日本人がその術を受け継いでいきます。
この東洋占術カンファレンスもそのような技術を伝承する場でもあります。
この東洋占術カンファレンスから東洋占術の「新たな息吹き」が生まれることを期待しています。

オーガナイザー 田中要一郎


8時30分~ 8時55分              開会式

9時00分~9時50分              黒門

10時00分~10時50分                            伊藤瑛輔

11時00分~11時50分                             水森太陽
 
12時00分~12時50分                             大石眞行

昼休憩

14時00分~14時50分            田中要一郎

15時00分~15時50分           椎羅

16時00分~16時50分            天童春樹


17時00分~18時00分            パネルディスカッション 


18時00分~18時30分            閉会式 








​黒門
奇門遁甲による卜占用法(失せ物占編)

中国における本来の奇門遁甲は、推命・卜占・沢日・風水等、
多岐に渡り活用が可能な総合占術です。
ですが、日本国内では、奇門遁甲といえば、方位術としてのみ認識されている方がほとんどであり、まことに残念な現状です。前回の第2回東洋占術カンファレンスでは、奇門遁甲の活用法として恋愛・結婚占の技法をご紹介させていただきまた。そして、第3回目となる今回は、奇門遁甲の卜占的活用法として、奇門遁甲による失せ物占を紹介いたします。実は、奇門遁甲が卜占において、最も得意とするのが、この失せ物占なのです。


伊藤瑛輔
真勢中州の占例解説

前回、前々回と真勢流・本筮易の解説をさせて頂きましたが今回は本家である、
江戸時代に日本で活躍した周易の大家、真勢中州の占例の解説を試みたいと思います。
高弟と言われた松井羅州、谷川龍山らの著書によって中州の占例はみることができ、
加藤大岳氏の著書などからも窺い知る事が出来きますが
爻辞を使わず象を中心に観る真勢易を紹介致します。



​水森太陽
東洋手相 様々な紋の見方と西洋手相との比較

現在、手相術は西洋手相を元に世間では広く研究、実践されてますが、
日本では江戸時代後期には東洋手相をもとにした手相の研究が盛んでした。
手相の起源は3000〜5000年前のインドとされていて、
一方は現在の西洋手相になってますが、仏教などともに中国に伝わって研究された東洋手相も独自の発展をしています。
東洋の手相は面相、人相の一部として学ばれていて、若干複雑な所がありますが、
実占に取り入れることで応用が効く部分もあります。
今回は様々な紋の見方を西洋手相と比較しながら紹介できたらと思います。


大石眞行
九星術傾斜法の可能性

九星術は命術、卜術、方位術とほぼ占術の全領域を網羅する総合占術です。
今回はその中でも命術に含まれる傾斜法についてお話しします。
一般的には生まれ年だけで人間を9種類に分類しただけでは目が粗いので生まれ月まで入れて12倍細かくしたものくらいの認識しかない傾斜法ですが、実際にはその奥に深い哲学が秘められています。
技法的にも傾斜法はただ性格鑑定の補佐に使うだけのものではありません。
巡りくる後天運の見方、五行によらない合性診断など多くの技法が隠れています。
秘められたその義と術を解説し、そこからの発展形を考える講義です。


田中要一郎
四柱推命における陽干の特質

『滴天髓闡微』「通神論」巻一では天干について論じられており、また『三命通会』や『子平一得』といった様々な古典でも天干は説かれています。
それらは干のみで説かれる場合もあれば、十二支と合わせて、あるいは季節と合わせて論じられることもあります。「春不容金」はそのなかでも有名な言葉でしょう。
今回この10個の天干のうち、限られた時間ですので、5個の陽干に絞り、古典でそれらがどう説かれ、どういった特質をもっているかを探っていきます。




椎羅
紫微斗数格局の解説

紫微斗数には「格局」という、星の配置をパターン化して分類し命盤の特徴を捉える見方がありますが、わが国ではそれについて解説した書籍もあまりないのが実情です。確かに格局を見なくても星の性格や意味を理解し、その配置を見れば命盤の解読は可能ですが、格局を理解することで、容易に命盤の特徴をつかむことができます。
今回はその格局の見方について解説いたします。とはいえ50分という限られた時間の中ですので、私がまとめた「紫微斗数格局の解説」という小冊子(A4、50ページ)を資料として配布し、その読み方を中心に、実例を紹介しながらポイントをまとめて解説いたします。
さらに時間に余裕があれば、紫微斗数格局からうかがえる、紫微斗数とホロスコープ占星術との関係についても考えてみたいと思っています。




天童春樹
人相で何が分かるのか

今回は、人相にはどのような事柄が現れるかについてお話します。大別しますと一代の運命の栄枯盛衰と現在の問題点と近い将来に起こるであろう出来事が現れます。お客さんの多くは、性格判断と一代の大体の運命は分かるであろうと思っているようです。しかし、実践しますと人相にはもっと多くの色々な細かな問題も現れる事が分かります。江戸時代の人相見であった水野南北先生は、「本人に関係のあることは全て人相に現れる」と言っています。今回は私が経験した範囲ですが「人相にはこんな色々なことが現れますよ」ということを順を追ってお話しさせて頂きます。
どうぞ宜しくお願いします。


 
 
 
第2回 東洋占術カンファレンス
Eastern Divination Conference

テーマ:​東風来る

2023年1月9日(月・祝)
8時30分~18時30分

​ご挨拶

「東洋占術をもっと盛り上げたい!」
という思いのもと、2022年1月、東洋占術カンファレンスが

多くの優れた東洋占術研究家のご協力のおかげで立ち上がりました。
開催後、大きな反響があり、「来年もして欲しい」という声だけでなく、
「毎年して欲しい」という声をいくつも頂きました。

そして、今回第2回目が開催されます。
今回は前回と同じスピーカーに加えて、さらに新しい若きスピーカーも加わります。
このカンファレンスをきっかけに、若い優れた東洋占術の研究者が育っていくことを期待していますし、
なにより東洋占術が盛り上がっていくことを願っています。

また、当カンファレンスは東洋占術の基礎を一通り修了された方を対象にしています。

参加される東洋占術を愛する皆様の研究をさらに深める一助となれば幸いです。



オーガナイザー 田中要一郎

 
 
 



8時30分~ 8時55分              開会式

9時00分~9時50分              大石眞行

10時00分~10時50分                             椎羅

11時00分~11時50分                             黒門

12時00分~12時50分                             田中要一郎

昼休憩

14時00分~14時50分            水森太陽

15時00分~15時50分            伊藤瑛輔

16時00分~16時50分            天童春樹


17時00分~18時00分            パネルディスカッション 


18時00分~18時30分            閉会式 




大石眞行
断易における空亡と会局

断易判断に使用されるさまざまな機関の中から今回は特に異説異論の多い空亡と三合会局をえらび実例をもとにその作用を探ってみようと思います。
ある種の命術で使われる空亡と断易の空亡は同じ空亡でありながらその解釈の仕方は正反対といってもいいくらい違います。その理由とは何なのか。
また三合会局も同様で半会を認めるか否かという問題や会局の成立により構成支に五行変化はあるのかないのか。
これらの問題を事例を通して分析していきたいと思います。



椎羅
紫微斗数「副星(助星)」の研究

紫微斗数の命盤解読で、最も重要な星は「十四主星」と呼ばれる紫微星以下、14個の星ですが、その他にも多くの星が使われます。しかしあまりにもその数や種類が多いため、どのように扱ったらよいのか迷ったり混乱してしまい、判断に窮することがあります。そこで今回は、十四主星以外の以下の21個の主要な副星(助星)について、あまり世間で語られていない見方や、講師独自の見方を時間の許す限りお話しさせていただきます。皆さんの命盤解読の一助となれば幸いです。
化禄星、化権星、化科星、化忌星、禄存星、文昌星、文曲星、右弼星、左輔星、天魁星、天鉞星、紅鸞星、天喜星、天姚星、天馬星、擎羊星、陀羅星、火星、鈴星、天空星、地劫星


黒門
奇門遁甲による卜占用法(恋愛・結婚篇)

日本国内では、奇門遁甲といえば方位術と認識されている方がほとんどだと思います。ですが、中国国内においては、奇門遁甲とは推命・卜占・沢日・風水等、多岐に渡り活用が可能な総合占術なのです。前回の第1回東洋占術カンファレンスでは、奇門遁甲を使った移転や推命の例をご紹介しましたが、今回は奇門遁甲の活用法の第2弾として、卜占の活用法についてお話をさせていただきたいと思います。卜占と言えば、もっとも需要が多いのが、男女の関係に関する占いだと思います。そこで、今回は奇門遁甲による恋愛・結婚占の技法をご紹介させていただきまたいと思います。


田中要一郎
風水と天体

風水は地理とも堪輿(かんよ)とも呼ばれますが、この堪輿の堪には天、輿には地の意味があります。
風水は地の状態を看るだけでなく、堪である天の状態が関わってきます。
そもそも太歳自体が天体の運行に基づいていました。
今回太歳の成り立ちから説明し、風水で天体を考慮する技法についてお話いたします。



水森太陽
四柱推命 身中など微妙な命式について

四柱推命では様々な流派がありますが、自分の師匠の一人は、点数化に拘っていた先生でした。今回は、師の使っていた数値による、身強、身中、身弱の判定方法と微妙な命式、大運・流年の影響で判断に迷う際の判定について概論をお伝えします。
また、数値化は時間がかかるため、現場で判定する際の簡易的な身中命式の見方と、仮の従格など、オペレーションについてご紹介できたらと考えております。



伊藤瑛輔
本筮易の筮法と占例解説

江戸時代、周易の大家であった真勢中州の流れを汲む本筮易の筮法と占例解説。
不肖ではありますが長年私なりに取組んでまいりました本筮易の個人的占例を解説したいと思っております。爻辞をとることなく象をタロットのスプレッドのように読んでいく独特の易解釈が面白いところだと思います。何かの参考にして頂けましたら幸に思います。




天童春樹
画相について

今回は人相術の中でも最も興味ある画相(がそう)について、色々と話させて頂きます。画相とは人相、主として顔の中に現れる画(え)のことを言います。顔面に人の顔や姿、動物、植物、物品、風景など、ありとあらゆる絵が現れて、その人の運命を具体的に語り、問題の原因も告げていることがあります。過去現在将来に亘って色々なことを表現する画相を皆さんに紹介しますので楽しみにしていてください。






東洋占術カンファレンス
第1回
テーマ:東方からの光

2022年1月10日(月・祝)

9時15分~17時30分

ご挨拶

東洋占術をもっと盛り上げたい!
このようなシンプルであるものの、非常に純粋な熱意のもと、

この度、東洋占術カンファレンスが立ち上がることとなりました。
このカンファレンスに賛同し、素晴らしい東洋占術の研究家に集まっていただきました。
東洋占術は流派は多数あり、また秘伝も多く、一般には公開できないといったことが多々あります。
そうはいえ、今まで非常に多くの出版物や古典が公開されていますし、公開できる部分がかなりあるのは事実です。
登壇していただくスピーカーの研究者の方には、できる範囲の中で研究の結果を公開していただき、
東洋占術を愛する方々とその知識をシェアしていただけたらと考えています。
また東洋占術の基礎を一通り終え、
その次の段階にと思っても何を学習すれば良いかわからないでいる学習者も多いことでしょう。
このカンファレンスは基礎を既習し、次の段階に踏み出したい、あるいは踏み出している方の研究を高めるきっかけになればと考えています。
六人の登壇者が六種類の東洋占術のそれぞれの分野をお話します。
ですので参加される方の中には今まで聞いたことはあっても触れたことのなかった占術があるかもしれません。
そういった方にはその占術に興味をもつきっかけになっていただけたらと思います。
そして何よりひとりでも多くの方が東洋占術の楽しさや深さに触れていただけたらと思います。​

オーガナイザー 田中要一郎


 

9時15分~ 9時25分

 開催の挨拶

9時30分~10時20分

田中要一郎

10時30分~11時20分

大石眞行

11時30分~12時20分

 黒門

昼休憩

13時30分~14時20分

伊藤瑛輔

14時30分~15時20分

椎羅

15時30分~16時20分

 天童春樹

16時30分~17時20分

パネルディスカッション

17時20分~17時30分

閉会式 

田中要一郎
用神変遷史あるいは混乱史
子平、四柱推命の考え方は古典や諸派によって異なり、時代の変化と共にその概念、定義は変化、あるいは混乱し、異なっています。用神についても同様で様々な定義や取り方があります。今回、用神について、代表的ないくつかの古典での取り方を紹介し、その変遷や差異を理解していただきたいと思います。

大石眞行
断易における納甲法の比較
干支や五行はそのデジタル性に由来する断の鋭さと、その象徴性から導かれる象の豊富さを兼ね備えていて卜術の精華である断易はその両者の長所を十分に活用しています。ところが納甲法と呼ばれる判断素材の支を爻に配当するやり方に複数説があり、これらは一般的に火珠林法と胡煦納支法と呼ばれています。今回はその納甲法の異同について従来と全く異なる新たな視点からの比較を試みたいと思います。

黒門
奇門遁甲の真髄を求めて
本場中国と日本では、移転や方位に関する考えが異なります。したがって、移転などでの方位の使い方も、日本国内の方位学とは根本から異なります。今回、この日本と中国の考え方の違いにスポットと当てながら、日本人の知らない中国本来の方位の活用方法や応用方法についてお話したいと思っております。また、風水と奇門遁甲と関連性についてもお話しできればと思っています。

伊藤瑛輔
真勢易の系譜と本筮易
江戸時代、周易の大家であった真勢中州の系譜をたどり、その流れを現在に受け継ぐ本筮易との比較と先達等の解説。

椎羅
紫微斗数「生年四化」の研究
近年、紫微斗数命盤を読み解く際に「四化星」を重視する方法が様々開発され、流派ごと、研究者ごとにいろいろな方法が研究されています。中には複雑に四化を飛星させる技法や流派もあります。ここで、限られた時間でそのすべてをお話しすることは不可能ですが、まずは生年四化(生年干から配置した四化星)の読み方についての研究を、時間の許す限りお話させていただきます。基本的で大雑把な判断ではありますが、その人の運命傾向のポイントを捉えることができます。

天童春樹
人相術と開運法
富貴貧賤寿夭窮通、上分の相、神の有余と不足、形の有余と不足、気と思いと霊。
神仏と眷属と人相、親孝行と先祖と運命の関係。
生家との縁と役割、健康状態、結婚、子供、仕事、災難。








 

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