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東洋占術カンファレンス
第1回
テーマ:東方からの光

2022年1月10日(月・祝)

9時15分~17時30分

ご挨拶

東洋占術をもっと盛り上げたい!
このようなシンプルであるものの、非常に純粋な熱意のもと、

この度、東洋占術カンファレンスが立ち上がることとなりました。
このカンファレンスに賛同し、素晴らしい東洋占術の研究家に集まっていただきました。
東洋占術は流派は多数あり、また秘伝も多く、一般には公開できないといったことが多々あります。
そうはいえ、今まで非常に多くの出版物や古典が公開されていますし、公開できる部分がかなりあるのは事実です。
登壇していただくスピーカーの研究者の方には、できる範囲の中で研究の結果を公開していただき、
東洋占術を愛する方々とその知識をシェアしていただけたらと考えています。
また東洋占術の基礎を一通り終え、
その次の段階にと思っても何を学習すれば良いかわからないでいる学習者も多いことでしょう。
このカンファレンスは基礎を既習し、次の段階に踏み出したい、あるいは踏み出している方の研究を高めるきっかけになればと考えています。
六人の登壇者が六種類の東洋占術のそれぞれの分野をお話します。
ですので参加される方の中には今まで聞いたことはあっても触れたことのなかった占術があるかもしれません。
そういった方にはその占術に興味をもつきっかけになっていただけたらと思います。
そして何よりひとりでも多くの方が東洋占術の楽しさや深さに触れていただけたらと思います。​

オーガナイザー 田中要一郎


9時15分~ 9時25分

 開催の挨拶

9時30分~10時20分

田中要一郎

10時30分~11時20分

大石眞行

11時30分~12時20分

 黒門

昼休憩

13時30分~14時20分

伊藤瑛輔

14時30分~15時20分

椎羅

15時30分~16時20分

 天童春樹

16時30分~17時20分

パネルディスカッション

17時20分~17時30分

閉会式 

田中要一郎
用神変遷史あるいは混乱史
子平、四柱推命の考え方は古典や諸派によって異なり、時代の変化と共にその概念、定義は変化、あるいは混乱し、異なっています。用神についても同様で様々な定義や取り方があります。今回、用神について、代表的ないくつかの古典での取り方を紹介し、その変遷や差異を理解していただきたいと思います。

大石眞行
断易における納甲法の比較
干支や五行はそのデジタル性に由来する断の鋭さと、その象徴性から導かれる象の豊富さを兼ね備えていて卜術の精華である断易はその両者の長所を十分に活用しています。ところが納甲法と呼ばれる判断素材の支を爻に配当するやり方に複数説があり、これらは一般的に火珠林法と胡煦納支法と呼ばれています。今回はその納甲法の異同について従来と全く異なる新たな視点からの比較を試みたいと思います。

黒門
奇門遁甲の真髄を求めて
本場中国と日本では、移転や方位に関する考えが異なります。したがって、移転などでの方位の使い方も、日本国内の方位学とは根本から異なります。今回、この日本と中国の考え方の違いにスポットと当てながら、日本人の知らない中国本来の方位の活用方法や応用方法についてお話したいと思っております。また、風水と奇門遁甲と関連性についてもお話しできればと思っています。

伊藤瑛輔
真勢易の系譜と本筮易
江戸時代、周易の大家であった真勢中州の系譜をたどり、その流れを現在に受け継ぐ本筮易との比較と先達等の解説。

椎羅
紫微斗数「生年四化」の研究
近年、紫微斗数命盤を読み解く際に「四化星」を重視する方法が様々開発され、流派ごと、研究者ごとにいろいろな方法が研究されています。中には複雑に四化を飛星させる技法や流派もあります。ここで、限られた時間でそのすべてをお話しすることは不可能ですが、まずは生年四化(生年干から配置した四化星)の読み方についての研究を、時間の許す限りお話させていただきます。基本的で大雑把な判断ではありますが、その人の運命傾向のポイントを捉えることができます。

天童春樹
人相術と開運法
富貴貧賤寿夭窮通、上分の相、神の有余と不足、形の有余と不足、気と思いと霊。
神仏と眷属と人相、親孝行と先祖と運命の関係。
生家との縁と役割、健康状態、結婚、子供、仕事、災難。








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